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橙「と、突然変な事聞かれてもいくらNGない言うてもビックりするよな？」
黒「ああ、いや…」
橙「ごめん…忘れて」
黒「…あるよ」
橙「へ？」
黒「あるよ、男も女も」
橙「そう…なんや…」
黒「それ聞いて康二くんはどうしたいの？」
何かもう、1人で悩むん嫌やし目黒くんに話そうかな。
軽蔑みたいなのなさそうやし。
橙「俺な、あべちゃんが好きやねん」
黒「…お、おお」
橙「でもな、俺はあべちゃんの好きな人の代わりやねん…」
黒「代わり？」
俺はあべちゃんと授業の日してる事を目黒くんに話した。
橙「ーーその、俺やって好きな人の触りたくて…でも拒否られて気まずくなってもうて…」
黒「…そっか。康二くんだったんだ」
橙「来週の授業サボりたいって思っとるくらいやねん」
黒「だったら俺がさ、康二くんを脇役からヒロインにしてあげるよ」
橙「目黒くん…？」
ニコッ、と笑いかけられた。
不覚にもドキッとして、イケメンずるぅと思った。
ー翌週ー
とりあえずあれから｢あべちゃんが来る日と時間帯教えて｣と言われ伝えた。
あべちゃんが来る前日に目黒くんは泊まりに来るらしい。
何でかは教えてくれへんかった。
そして20時頃目黒くんは来た。ほんまに泊まるだけやからパジャマパーティーみたいなもんやな。
橙「目黒くん、俺のベッド大きいから一緒に寝よ？」
黒「うん。てか元からそのつもりだったから」
橙「？そうなん」
黒「じゃああと1時間くらいであべちゃん来るだろうから帰るね」
橙「おん、ありがとうな」
黒「こちらこそ。頑張ってね」
目黒くんに相談して良かったな。こんなに協力してくれるんやもん
ーーピンポーン
橙｢っ！｣
やっぱ緊張するわ…。
ほんまにこれでええのかな。目黒くんは俺が全てやるから康二くんは見ててって言われて何もしてないから目的も分からん。
ーーコンコンッ、ガチャッ
母｢康二、阿部くんよ。ママ買い物行ってくるからね｣
橙「おん、行ってらっしゃい」
緑「………」
橙「あ、あべちゃん？」
あべちゃんは部屋に入らずに眉間に皺を寄せて突っ立っている。
橙｢？…あ、もしかしてこの前の事？ごめんあべちゃん。もうしないから勉強またよろしくお願いします｣
緑「康二」
橙「？」
緑「この部屋さっきまで誰かいた？」
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
