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黄｢まあその感じだと何もされてないか。とにかく、めめは気をつけろよ。サーバーをも落とす男って言われてるからな｣

橙「何それ怖っ！」

黄｢まあ警戒してれば大丈夫だろうから｣













ーーprrrr…


黒《もしもし？》

橙「あ、目黒くん？」

黒《そろそろ連絡来る頃だと思ってたよ》

橙「へ？」














ーーガチャッ


黒「いらっしゃい。上がって？」

橙「お、お邪魔します」

黒「親仕事で居ないし弟も遊びに行ってるから気にせず話したいこと言ってよ」

橙「え？」

黒「ん？なんか違った？」

橙「いや…何で分かったんかなって」

黒「連絡来るくらいだから相談とかだろうなって」

橙「あぁ…そか…」

黒「コーヒーと麦茶どっちがいい？」

橙「ありがとう…じゃあ、コーヒーで」

黒「アイスでいい？」

橙「うん」


飲み物の準備をして目黒くんはリビングのソファに座った。


橙「いただきます」

黒「ミルクとガムシロも持ってきたから好きに使っていいよ」

橙「ありがとう…」

黒「それで、話って？やっぱあべちゃんの事？」

橙「ぶふっ、ゴホッゴホッ」

黒「大丈夫？」


あかん…コーヒー吹くとこやった。ストローで飲んでてまだ良かったわ。


橙「…その、目黒くんあべちゃんは落ちなかった人言うてたやん」

黒「あー、うん」

橙「あべちゃんの事、好きやったん？」

黒「どうだろうね。俺好きとかよく分かんないし。でも必死になってた辺りもしかしたらそうだったのかも。動かない心を動かせた時の快感エグいしね」

橙「動かない心？」

黒「あべちゃんとね、出会った時には既にあべちゃんに好きな人が居たんだよね。だからそれを上書きしたかったんだけど…あべちゃん手強すぎてさ。逆に萎えて行って気づけばあべちゃんターゲットにするの辞めてた」


やっぱあべちゃんの好きな人って…。


黒「他に聞きたいことは？」

橙「あ、のさ…」

黒「いいよ、遠慮せず聞いて。俺NGないから」

橙「ははっ、なんなんそれ？」


ちょっと気持ちが楽になった気する。


橙「目黒くんって、男の人と経験ある？」

黒「………は？」

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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
 烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時

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