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黒「康二くんは笑顔が似合うね」
橙「？なん、急に」
黒「何となく。でも俺正直康二くんに興味あるんだよね」
橙「何で？」
黒「俺ですら落とせなかったあのあべちゃんが興味持ってる人だから？」
橙「疑問を疑問で返さんでよ。俺も知らん」
黒「まあとにかく何でも相談してよ？連絡待ってるよ」
じゃあねー、と言って目黒くんは去っていった。
なんか変わった子やなって思った。
橙「課題進めな」
早う帰ろうと家路に就いた。
俺多分あべちゃんが好きなんやな…って気づいて明日どうやって授業受ければええんか分からんくなった。
体調悪いって言ってサボる？でもそしたらバーベキューやるくらないなら寝てろとか言われそうやから嫌やな。バーベキューしたいし食べたいもん。
友達と遊ぶから夜までに帰るな、は、 何で授業ある日に予定入れたんってなるしな。
橙「受けるしか…無いよな」
ー翌日ー
黄｢ただいまー｣
橙「照兄！おかえり！」
黄｢ちょ、康二…玄関狭いのに飛びつくなよ、危ない｣
橙「ごめん、嬉しくなってつい」
黄｢外歩いてきて汗だくだからシャワー浴びるわ。その後康二、久々に阿部と3人でご飯行こう？｣
橙「おん！ーーって、あべちゃん…?」
まだ心の準備出来てへんのに？！
って思ったけど3人でのご飯は照兄おったから何とか過ごせた。
でもその後の授業は全然集中出来んかった。
あべちゃんを意識したら匂いとか全てが気になって心ここに在らず状態やった。
そしてあべちゃんの手が太ももに触れて、思わずピクっと反応してしまう。
緑「康二、もしかして期待した？」
橙「き、たい…？」
緑「流石にこの後皆との集まりあるからやらないよ」
橙「…ねぇあべちゃん。あべちゃんの好きな人ってどんな人なん？」
緑「…どうしたの急に」
橙「いや…なんかふと気になって。あの時聞きそびれたなぁって」
緑「…笑顔が太陽みたいに眩しくてね、よく笑ってて、この子を守るのは俺しかいないって思ったのがキッカケかな。花で言うと向日葵のような存在かな」
向日葵みたい…まさにあのピンク髪の人にピッタリやな…。
橙「あべちゃん…その、ああいう事って人に教える度にやってるん？」
緑「まさか。康二だけだよ」
橙「…ふーん。何で」
緑「何でだと思う？」
橙「…好きな人に触れないからその代わり？」
緑「…は」
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
