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橙「す、すみません！」
？「あぁ、こっちこそごめんなs…あ、もしかして康二くん？」
橙「え？」
知り合いかと思い顔を上げてみたが、やはり知らん人やった。
やって俺より10cmくらいは高くてこんなイケメンおったら忘れんくない？
「れーん？誰？知り合い？」
女の人に腕を組まれて歩いとったイケメンくん。こんなイケメンに彼女おらん方がおかしいよな。
黒「うん」
橙「えっ」
「そう？それより早く行こう」
黒「悪い。たった今用事出来たからパス」
「はぁ？！」
黒「はぁ…つか１回寝たくらいで彼女ヅラとかめんどい」
「年下の癖に生意気！」
黒「高校生に手出すような奴がよく言えるね」
「ふんっ、もういい！」
女の人は去っていった。
橙「だ、大丈夫なんですか？早く仲直りしないと余計に拗れていっちゃいますよ？」
黒「大丈夫。もう会うつもりないし。あの女も康二くんみたいに大人の対応出来るなら幾分かましなのに。あ、ちなみにあの人大学生ね。俺らより年上なのにめんどくさいよね」
橙「俺らよりって…君いくつ？ιてかなんで俺の事知っとるん？」
黒「康二くんの１個下。写真でしか見たことないから一瞬分かんなかったけど思い出せたよ」
橙「しゃ、写真？」
さっきからこの子何言うとんの？
黒「あべちゃんに康二くんの写真見せてもらった事あるんだ。「俺の友達で生徒1号」って」
橙「え、あべちゃんと知り合いなん？」
黒「高校一緒だったよ。卒業しちゃったけど高校で仲良かった先輩とあべちゃんが友達で、それ経由で知り合って仲良くなったんだ。あ、俺目黒蓮っていいます。皆からはめめって呼ばれてるけど好きに呼んで？」
橙「あ、改めて岩本康二です」
黒「あべちゃん教え方上手いよね。俺もテスト前お世話になったな」
橙「…」
目黒くんもあんな事されたん？ーーと口に出しそうになって抑えた。
もしされてたら…何か嫌や。俺以外の人を触ったりせんで欲しい………あれ、これが俗に言うヤキモチ？嫉妬？または独占欲？
ああ…気づいてしもうた…今の俺は少女漫画のヒロインと同じ気持ち…でも少女漫画ではヒロインにもなれてない当て馬とか脇役とかそんな位置なんやろな…。
黒「…もしかして何かあった？」
橙「え？」
黒「何か暗い顔してる。あ、そうだ連絡先交換しない？相談事とか乗るよ？あべちゃんの事とかあべちゃんの事とかあべちゃんの事とか」
橙「あべちゃんばっかやんw」
目黒くんと連絡先を交換した。
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
