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橙｢……俺も、好きやで？｣
黒｢ふはっ、知ってる｣
橙｢忘れた言うたやん！｣
黒｢やっぱ他の事は忘れてあげるけど、好きって言われた事は忘れてやんない｣
橙｢何なんそれ……｣
黒｢……康二はもう舘さんのものなのかと思ってた……だから嬉しい｣
橙｢俺はよく一緒におるしょっぴーに嫉妬しとった｣
黒｢しょっぴーの話聞こうと思って一緒に居たの。でももう2人きりでご飯とかは控えるようにする。康二が傍に居てくれるなら。それに舘さんにも悪いし｣
橙｢お、おん？でもそれしょっぴーはええん？めめにしか相談してへんって事やろ？｣
黒｢そうだけど……まあ大丈夫じゃない、あの二人なら｣
橙｢あの二人？｣
しょっぴーと誰かって事？
黒｢それよりもさ。俺と両思いって分かったんだから舘さんとの関係はもう切ってね｣
橙｢そう、やな……てか、めめも俺の事好きならさっき返事くれてもええやん。俺引かれた思うたんやけど……｣
黒｢あー、うん。康二勘違いすると思ったから本当はあの時すぐ返事したかったよ。でも場所がトイレって考えたらなんか嫌だなって思ったからあの場を離れて、今度は俺が抱きついてやろうって思って康二が出てくるのを待ってた｣
橙｢それ言うたら俺確かにムードのへったくれもないやん！はっず……｣
黒｢でもある意味忘れられない告白になったよ？ありがとうな｣
橙｢……ホンマトイレの出来事忘れて。今のをカウントしてや｣
黒｢嫌だ。俺が康二との事忘れたくない｣
橙｢うぅ……もうええ｣
黒｢…そろそろ楽屋行こう｣
橙｢あ、せやな｣
めめは抱きついていた腕を下ろし、俺の前に来て｢んっ｣と手を差し伸べた。
意味を理解して恥ずかったけど、ゆっくりそれに重ねて、所謂恋人繋ぎして楽屋に戻った。
ーーガチャッ
橙｢おー、皆おはよう｣
入る瞬間にお互い手を離した。
黒｢おはよう｣
紫｢おつかれー。あれ、舘さんと康二の荷物あったから2人が一緒にいると思ったのにめめと一緒に居たんだ｣
橙｢そうや。だてまだ戻ってへんの？｣
黄｢居ないよ。あと舘さんと翔太だけ｣
黒｢しょっぴーも？｣
青｢俺が何？｣
橙｢あ、しょっぴー！おはよう！｣
青｢おー、はよう｣
桃｢あれ、康二と居ないなら翔太と涼太が一緒に来ると思ったんだけど｣
青｢り、涼太も居るぞ｣
ん？しょっぴーなんか変？
赤｢皆、ごきげんよう｣
橙｢だて！｣
良かった……いつも通りのだてや。
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
