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橙｢っ……｣
黒｢俺はてっきり舘さんがしょっぴーの事考え過ぎて目の前が見えてなくて今日たまたま暴走したのかなって思ったんだけど、康二の話聞く限り前科持ちだよな｣
橙｢だ、だてはたまに俺の事しょっぴーって思うようにして寂しさ埋めてんねん。やからその時はしょっぴーになりきろうと涼太って呼んでんねんけどな……今日は呼んだらあかん気して｣
黒｢本気で喰われそうだったから？｣
橙｢いやそれは慣れてるからええねんけど、いつもより強力やったから名前呼んだら益々俺の事しょっぴーや思って戻れなくなるんちゃうかって……………あれ?俺今なんて言うた?｣
今完全に聞き捨てならない事言ったよなこいつ？
ーK.Sideー
黒｢まあ何か起こる前に止められて良かったよ｣
あれ？不思議がられてへん？大丈夫？まあめめあほな所あるからもしかしたら俺の失言分かってないのかもな。
橙｢おん。めめホンマありがとうな。俺が分かるのはそんくらいやし俺らも早う楽屋行こう｣
何か言われる前にそそくさと行こうと再び歩こうとした。
黒｢ところでさ。慣れてるってどういう意味？｣
橙｢っ……｣
何で今聞いたん？！一瞬泳がせたの意味分からんて！逮捕したいんやったらさっさと言ってくれへんと、ごまかせたってぬか喜びするやろ(泣)
橙｢ナ、ナンノコト？｣
黒｢とぼけるんだったら舘さんに聞きに行くから良いよ｣
めめは俺に背中を向けて歩き出した。
橙｢あ゛ぁー！待って！ここで聞いた事忘れるって言うてくれたやーん！｣
俺はめめの背中に抱きつき足を止めさせる。
黒｢……じゃあ話してよ｣
橙｢……｣
男 向井康二……決めるか。決めれるのか？
橙｢あんな、めめ……ホンマに忘れてな？あとこっち見んでそのまま前向いとって｣
俺はめめの肩の辺りに額を押し付けた。
メイク前で良かったわ。
黒｢？うん｣
橙｢俺と舘さんはな…なんて言うんやろ？まあ簡単に言えば締結？｣
黒｢締結…｣
橙｢うん。多分そんな感じや。お互いを好きな相手だと思い合うっていうのから始まったんや｣
黒｢好きな…相手…｣
橙｢それも最初は良かったんやけどな。段々だてが終始俺の事を翔太って呼ぶようになってから変わっていってな。終わったらちゃんと｢康二ごめん｣って謝ってくるんやけどな？まあそのシュンとした感じの舘さんも可愛いから俺的には嫌や無いんやけどな｣
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
