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橙｢だて？どうしたん？連れション？｣
赤｢………翔太｣
あー、ヤバいなιこの感じのだてはスイッチが入っとる。
でも仕事前やで？オフモードでも無いのにこうなるのおかしない？
橙｢だて。まだ仕事終わってないで？したいなら今日家行くから我慢してな｣
赤｢翔太…翔太好きだよ｣
橙｢…舘さん、しっかりせえ？｣
赤｢翔太も好きって言ってよ｣
ここで名前を呼んでしまったら余計にだてがおかしくなる。
やから呼んだらあかん。
橙｢目ぇ覚めやだて！しょっぴーちゃう、皆の万能調味料こと塩こうじよりも向井康二やで！｣
赤｢翔太っ｣
橙｢！？｣
壁に押し付けられキスされそうになる。
橙｢だて、あかんて！｣
俺は必死に押し返そうとしとるけど、だても諦めずに迫ろうとしてくる。
今まではここまでは無かった。何でや？何があかんかった？
控えるようになってその鬱憤が溜まって今爆発しとるんかな……。だとしたら控える選択肢は間違えやった？
橙｢嫌やってだて。やだ……｣
赤｢翔太……逃げないで……｣
逃げないで？何かあったん……だとしたら話聞かな。
でもそんな理性が今のだてには無い。
とりあえずこの状況を打破せな始まらん。
橙｢だてっ……だ、誰か！助けて……｣
だてがだてじゃないみたいで怖くて泣きながら少し叫んだ。
すると誰かが入ってきた。
黒｢康二！どうしたn……｣
橙｢む、めめっ！助けて！舘さんがおかしい｣
黒｢舘さん！｣
めめは俺を引っ張り庇うように抱き寄せてくれた。
こういう事素でやってしまう罪な男に何度惚れたか数え切れん。
赤｢目黒……いい加減翔太返してよ｣
黒｢は？しょっぴー？｣
橙｢後で話すからとりあえずだての目覚まさせたいねん｣
めめは｢分かった｣と言ってだての顔を両手で挟んだ。
そして顔の距離を縮めていく。
橙｢え、ちょっ？！｣
まさかめめ、だてにキスする気なん？！って思ったら｢舘さん起きて！｣と言って頬っぺたを引っ張った。
赤｢いひゃっ……あれ、めぐろ？｣
さっきのような怖い雰囲気のだては居なくて、いつものロイヤルな彼に戻ったみたいや。今の鳩が豆鉄砲喰らった様な顔は到底貴族の雰囲気とはかけ離れとるけどな。
てかそんなんで目覚ますんかい！
赤｢……まさか俺、やっちゃった？｣
この感じは俺の事しょっぴーだと思いながら抱いた後のだてや。うん、良かった。正気に戻ったみたいや。
橙｢だて何かあったんやろ？話聞くで？｣
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
