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ーNb.Sideー
赤｢康二大丈夫？｣
橙｢っ舘さん……。うん……｣
あぁ、まただ。最近涼太は康二を見てる。
そして康二の変化にいち早く気づいて話しかける。
そういう紳士な所見せるなよ。康二が涼太に惚れたらどうすんだよ。俺は康二みたいに素直じゃなくて、可愛げもなくて、涼太のボケに対して上手く返せれないし、気遣いも出来ない。そんな俺が何一つ康二に勝てる訳ないだろ。
唯一マウント取れるところは小さい頃の涼太を知ってるくらいだ。
無理……笑い合ってる2人何か見たくない。
耐えきれなくてこっそり2人に近づき割り込もうとしたら聞こえてしまった。
赤｢ーーまあ辛かったらいつでも待ってるから｣
橙｢じゃあ今日行く｣
赤｢はいはい仰せのままに｣
橙｢あ、でも着替え無いから終わったら帰るな｣
赤｢何言ってんの。着替え俺ん家に置いてあるでしょ。何ならバスタオルとか全部自分用にって買って置いていったでしょ｣
橙｢あ、せやった。もう朝方帰って着替えるのめんどくさいからだてん家からも仕事行けるように色々購入したんやった｣
青｢っ………｣
何だよそれ。終わったらって何？着替えとか置いてるって事はつまり結構な頻度で涼太ん家行ってるって事？
｢宮舘さん、向井さん。メイク室お願いします｣
赤橙｢｢はーい｣｣
2人は話しながら楽屋を出て行った。
青｢りょ…た｣
黒｢しょっぴー…｣
青｢めめ…｣
黒｢今日焼肉行こうよ、ね？｣
青｢…おう。ありがとうな｣
俺が涼太の事を好きっていうのをめめは知っていて、それでいてこうして気を遣ってくれて受け止めてくれる存在が居るから悲しんでは元気貰うという無限ループの様な人生から抜け出せない。
ーM.Sideー
青｢ーーでな。ついに聞きたく無かったっていうか、やっぱりそうなんだって思うような事話してた｣
黒｢どんな？｣
青｢……着替えないから終わったら帰るだとか、俺ん家に着替えとか置いてあるじゃんとか｣
黒｢……｣
あー、その話は確かに聞きたく無かったな…。
青｢なあめめ。めめは本当に話ないの？いつも聞いてもらってるから好きな人の話とか聞くよ｣
黒｢だから居ないって。俺の事はいいから｣
青｢何かあったら言えよ｣
黒｢ありがとう｣
だって俺が康二の事好きって言ったらしょっぴー気遣ってだてこじ話しなくなるでしょ？それは困る。
康二の事好きなのにしょっぴーに頼られてる事実が嬉しすぎて勝手にハマって抜け出せないんだ。
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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (
レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時
