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橙｢なぁ、目黒くん。あれ何なん？｣


あべちゃんが帰った後に俺は目黒くんに電話をした。


黒《えぇ？我ながら傑作だと思ってるんだけどな》

橙｢名前伏せろ言うた割にはあべちゃんに気づかれるようにメッセージ送ってくるし｣

黒《あ、あれが作戦って気づいてたんだ》

橙｢そら気づくやろ！俺やって鈍くないで｣

黒《ハハハッ。鈍く無いねぇー…》

橙｢？目黒くん｣

黒《康二くん。これからネックレス取りに行っていい？》

橙｢あ、俺が目黒くん家行くで｣

黒《大丈夫。もう康二くん家着いたから》

橙｢へ？｣


ーーピンポーン


橙｢えぇ？！ほんまに？｣


電話口からと玄関からチャイムの音が聞こえた。
目黒くんを迎えに行くため、玄関に向かった。


橙｢俺がこの後用事あったらどうしてたんよ｣

黒｢あぁ、確かに。何も考えて無かった｣

橙｢何も考えて無かったってι｣

黒｢まあどの道あべちゃん帰った後にまた康二くん家行く予定だったから街を適当にブラブラしてたんだよね｣

橙｢そうなん？あ、はいこれ。大事な物なんやろ？俺の為かは知らんけどこんな事の為にそんな大事な物手放したらアカンで｣

黒｢ありがとう｣


ふわりと微笑んでネックレスを受け取った目黒くんを思わずボーッと見て思った。


黒｢？どうしたの｣


ネックレスを付ける為少し首を下に向けて、上目気味に言われた。


橙｢いや…何か、目黒くんみたいな人って男からも女の人からもモテるんやろなって改めて思ったなって｣

黒｢えー、何急に｣

橙｢やってただ立ってるだけでも絵になる様な人なかなかおらんで｣

黒｢何だよそれw｣

橙｢俺にはそんな魅力無いから普通に羨ましい思っただけや｣

黒｢そう？そんな事無いと思うよ｣

橙｢気遣って貰わんでもええって｣

黒｢………んー。そろそろかな｣

橙｢何が？｣

黒｢康二くん。ちょっとベッドに横になって｣

橙｢？｣


とりあえず言われた通りにした。


黒｢じゃあシャツのボタン外して｣

橙｢？うん｣


何やろほんま。


橙｢はい………って、目黒くん何しとん？｣


俺がボタンを外しとる間に目黒くんは上裸になってた。


黒｢康二くんここまでされて何も警戒しないとかヤバくない？人を疑う事覚えた方が良いよ。まあそんな純粋な所が康二くんのいい所なんだろうけど｣


目黒くんは俺の上に跨った。


橙｢なあ、ほんまになn黒｢しっ。そのままじっとしてて｣…？｣

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櫻山漣(プロフ) - 烏兎さん» 烏兎さんコメントありがとうございます！雰囲気が好きと言って頂き光栄です(T T)頑張ります！ (8月5日 20時) (レス) id: 07e2e382ce (このIDを非表示/違反報告)
 烏兎(プロフ) - コメント失礼します。雰囲気がすごい好きな作品だったのでコメントしてしまいました！作者さんのペースでの更新楽しみにしてます！！ (8月5日 17時) (レス) @page8 id: 19184b97e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：櫻山漣 | 作成日時：2023年8月4日 14時

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