雪の末っ子ふたりがかわいい 4 (ページ8)

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桃 side

｢んぅ…、｣

桃｢俺もふっかも蓮と仲良ししてるラウがいいな〜
ラウは優しくできるお兄ちゃんでしょ？｣

そのままラウを抱きしめてやると、
ラウもぎゅっと俺の服の裾を握る。
｢…めめっ、なかよしっ…」

しばらくその状態から色々考えてたんだろうけど、
のそのそと俺の膝から降りて
蓮のところまで行けばそのまま手を差し出したラウ。

｢ひっく、…なかよしっ…
らう、えほん、みせてぇ｣

｢んっ…いいよぉっ、｣

｢んふっ、らう、ありがとっ｣

｢らうもっ…めめとこれっ…よみたかったのっ！
さくまくん、これ、よんでぇっ｣

桃｢ね、仲良しさんで読もうね笑
ほらお布団ころんしたら読んだげる、持っといで｣

というとぱぁっと顔を明るくして絵本を取りに行った2人。
ほんと無邪気でこういうとこがかぁいい笑

紫｢え〜ふっかさんも絵本見せてよぉ｣

｢｢…やぁ、さくまくんだけぇ！｣｣

仲直りのきっかけを作ったはずのふっかが末っ子たちに朗読相手を断られてたのは少し可哀想だったよ笑